情報整理に情報カードを再導入
脳内エントロピーを低くするのが目的
エントロピーというのは乱雑さのこと。要はごちゃごちゃしてると生産性が落ちるよね、整理しましょうってことなのだが。例えば部屋の乱雑さ、思考の乱雑さ、データの乱雑、見えるもの見えないものいろいろあるが極シンプルにすることは私の大事なテーマ。
脳みそも吐き出さないとパフォーマンスが落ちるのだ。
書き出すことそのものに意味がある
書いた事柄を覚えようとか、記録しておこうとか、整理しようって気はさらさらない。よくノートを最後まで書ききれない人の多くが陥る点として、整理しよう、綺麗に書こうという間違いがある。
ノートは綺麗に書かなくていいし、基本1テーマ1ページ。だから1ページに数行のみしか書いてないときもあるし、汚くて読めないこともある。それでもOK、むしろそれでいい。
なぜなら、書き出すことに意味がある。アイディアが出てこないとか、考えが足りないってなってしまうには理由があって、それは脳が重たくなっているから。「出す」のが大事。
覚えるためや見返すためではなくて、むしろ忘れるために書くのだ。脳内には今着手しているタスクのことだけ考えればいい状態にする。プラス、これからのことを考えるために過去のことはどんどん外部の保存ファイル(ノート)に移していくイメージ。
やり方(ノート)
ノートは使い分けることはせず、スケジュールもメモも日記も学びもすべて1冊にまとめる。私も以前は、仕事用、プライベート用、学習用、スケジュール帳と分けていたが今は1冊に書き込んでる。
日付とアイコン、タグうちなど自分のルールを設けて滅多に振り返ることはしないけれどもページによっては1〜2週間前程度のことであればさかのぼって見返すこともあるのでそれが見つかりやすい程度に目印を書いておく。
情報カード
情報カードは名刺サイズの倍くらいの大きさで厚みも名刺くらいのカードのこと。ダイソーで売ってる。これを使って上記ノートとほとんど使い方は変わらないが1テーマ1枚で、裏には書かず表面だけに書いていく。
考えられない自分
「自分の頭で考えなさい」とよく言われるだろう。しかし考えてない人間などいない。なのに考えろ、考えろって言われる。考えぬくと言うことが足りないのと、考えているようでそれはすでに誰かが考えて答えを導き出したことの焼き増しの焼き増しみたいなただの風化した知識だったりする。まるでオリジナルで考えたかのように思うけれど、100%誰かが考えたことなのだ。
ノートや情報カードを使う意味、理由は知識をため込むことではない。私はどうしても自分の中から答えを考えて出せるようにしたかった。これに特化したシステム、習慣を考え試し続けた結果この形に今は落ち着いている。
だからシステムの完全な説明はこの記事ではしない。あなたがシステムから考えることが大事だからだ。