言葉を飲むな
喉まで出かかって
グッと飲む言葉がある
関わる人が多ければ多いほど
言えないことが増えていく
年を重ねれば重ねるほど
言えないことが増えていく
守るものができると
言えないことが増えていく
無理して言わずに
やり過ごす方が賢いこともある
闘わないという選択が正しいこともある
でも、飲み込んじゃいけない言葉もある
例えばいい大人の私がこんなこと言うのはどうなんだろうっていう夢とか、ちょっと臭いようなロマンチックな言葉とか、感謝の言葉とか、ごめんなさいって言葉も。
素直になればいいのに
言葉にできなくなってくる。
いろんな感情が邪魔をして
それはプライドだったり
私を認めてっていう承認欲求だったり
早くに降参してしまおう
そんなカッコつけて
何を守るための機会損失なのか
その小さな小さな言葉のミスが
積もり積もって
気付いた頃には遠いところに
行ってしまってることがないように
本当はこう言いたい…
こう伝えたい…
そういう言葉を飲み込んじゃだめなんだ
伝えたいことは今伝えよう
明日もまた変わらず会える確証は
誰にもわからないから