大瀧冬佳のブログ

男児4人の母が幸せな人生のために暮らしと経済と意識について語るブログ

型破りと型崩れ

わたしは昨日のブログで、

ダンサーをやめることにしました。 - dancerfuyuka’s diary

 

「ダンサーをやめることにしました」

と書き、枠にハマらずにもっと自分を自由に表現していきたいという旨を綴りました。

 

このブログに関して複数のコメントを頂いて考えたのですが、意味を間違っちゃいけないオリジナリティという言葉。これは注意が必要。

 

枠にハマらないってなんか破天荒な感じとか、天才みたいな感じでかっこいいじゃないですか。でも、私の場合は完全にそれではないです。そういう風に捉えた瞬間、順序が逆になりたぶん型破りではなく型崩れになるだけだと思います。

 

自由と責任は二つセットです。自由度が上がれば上がるほど自分に持つ責任、社会への責任は増していきます。

 

そして型は基礎、基本、みっちり積んだ上に成り立つもので、型がないのにそれを破っていくとなし崩しになってしまうのです。だから、最初は徹底的に誰かの完コピや何かの伝統あるものを徹底的に習得してからはじめて、自分のオリジナリティって出していけるものなのかなって思います。

 

枠って結局、自分が勝手に設けて安心したら苦しくなったりしてるもんですよね。

 

私が言いたいのは…

私が小学生の時、水泳のオリンピック選手が講演に来てくれたんですけどその時に話してくれた話が今も心に残ってます。

一匹のノミを箱に入れて一週間置いておいたとします。一週間後、そのノミの入った箱の蓋を開けてあげました。すると、ノミはどうなると思いますか???

 

ーノミは蓋が開いていても、箱の天井の高さまでしか跳なくなってしまうのです。

 

自分に限界を設けてはダメです。見えない蓋を自分に作ってはダメです。あなたはもっと高く跳べるはずなのです。

 

というお話を聞いて、私は当時世界で一番のバレエ団を目指していたのだけど、それを人に話すと本当によく笑われたのです。学校の先生にも「せっかく頭がいいんだから、そんなこと言ってないで勉強しなさい」って言われました。

私にとっては、今も昔もそんなことではないんです。

枠に逆らうとか、反発するというマイナスのエネルギーというよりかは、もっと自分を信じたいという気持ちから枠を超えて行こうと私はしてます。

 

私にとって小さすぎるとか、そういうことというよりも、なんかもっと無限大に信じていきたい、そんな気持ちです。