大瀧冬佳のブログ

男児4人の母が幸せな人生のために暮らしと経済と意識について語るブログ

育った環境がダイレクトに現れるお金の感覚

子は親からいろいろなものを受け継ぐけれども、「お金の感覚」これはなかなか根深いところに長きにわたり植えつけられるものだ。

良いもの持ってる人なのに、ここがダメなんて、笑止千万。そう言われることを私は非常に恐れていた。

 

ここ最近、私たちはたくさんのものを断捨離した。断捨離ってすればするほどわかるんだけど、物理的に捨てていく以前に自分の中での決着をつける必要があって、どちらかというとそこに意味がある。

私は私のパートナーと次のステージに進みたかった。だから過去の私に決着をつけていくときが来たんだと思って、家の中の物全てを対象にしての断捨離、日々の習慣に対しての断捨離、ネット関連の断捨離、日々食べているものの断捨離、人間関係の断捨離(個別にこの人は切ろう!みたいなものではなく、自分はどういう人と付き合っていくべきかの明確化)などなどをした。

一時、びっくりするほど視界がクリアになってスッキリしたのだけども、ここ最近はぬぐってもぬぐいきれないモヤモヤとした霧に包まれて元気がなく。パートナーである、ひかるくんにイラついてイラついて仕方がなかった。

こういうとき、私は感情の整理を細かく丁寧にすることにしている。A4の紙に網目状に今の私の心の中や頭の中のものをドンガラガッシャンと打ちまけるように書き出す。

何度書いても出てくるものは「お金が欲しい」「お金を稼ぎたい」なのである。

 

むむむ…。そうなのか???んー…全然納得いかない。

 

モヤモヤはちっとも晴れないどころか、余計にイライラしてる。

 

 

結論から言って、私のこのモヤモヤはついに対峙しなきゃいけないラスボスが頭を出していたことによる、「焦り」だったんですね。

 

そのラスボスはお金に対する恐怖。これは意外でした。お金の使い方が荒いわけでも、借金があるわけでも、衝動買いが止まらないとか、そういう目に見えた問題があるわけではないんです。

だから、分かりにくくて、ひかるくんとの間で喧嘩になるほどの問題さえ起こさない、けど、本当はひかるくんは気付いている。でも、お互いそこは触れられなかった。出逢って三年、いろいろありました。私のとってもコアにあるこのシコリに触れても良いときが来たようです。

ここ最近、ひかるくんにイライラして近づかせないようにしてたのは、砂に埋まって見えなかったこの石ころ(私の抱えるお金の問題)が急激な手放し(断捨離)によって、石ころの頭が見えてきちゃってたのだよね、慌てて、猫みたいに砂かけて隠してシャーシャーいって警戒してたわけだけど、もう観念した。

 

私、15の頃から月に3〜40万バイトで稼いでいた。でも、自分に使えるお金はその日の昼ごはんさえ危うくて、いつもお腹減らしてた。稼いでも稼いでも底に穴の空いたコップに水を注いでいるようなもので、溜まることなんてなかった。

過労死寸前まで15〜25の10年間を労働に捧げてきた。やったことないバイトはないくらい働いてきて、自分には何も残らなかった。

それから私の両親は、何かあるとお金を散財させることで現実に蓋をして気持ちを紛らわせるクセがあった。蓋を開ければ自己破産寸前なのにエルグランドや大型犬、キャンプやスキーに、何かあるたび外食にとパーっと使うクセがあった。

自分でも、その中で育ってきたから、自分も同じことをしてしまいそうな恐怖をずっと心の底に抱えている。

 

少し前の稼いでも報われず可哀想だった私に慣れすぎて、今は何の障害もないのに、逆に稼いでいけない私がいるんですよ。稼げた瞬間に、やめる。それの繰り返しのここ三年。完全に無自覚でした。

底に穴が空いた状態が当たり前の感覚を持っていると、底がふさがっていてお金が増えていくことが恐ろしい。無意識の行動で、お金が増え出すと失速する、急ブレーキを踏む。

 

根深い問題ですなぁ。

 

気付けたのはかなりかなり大きい。本当に私の過去への精算の中でこれがラストになるかなと思っている。

 

思考のクセ、心のクセ。

 

私、これだけ才能に恵まれていて、運も良くて、あとは自分のクセが何か滞らせてるしか考えられないなと思ったら、ズボボボっと根っこから掘り起こされました。これが突き刺さっていたのかあ!!!!!

 

私、繁栄させていきたいのです。五人で家族で明るい未来を作っていきたい。だからね、向き合わなきゃならない問題だし、それに今までもたくさんたくさん私は屈折したシコリみたいのを抱えてきたけど、こんな風にひとつひとつ向き合って昇華してきたのだ。

 

時間にルーズなことや、部屋の足の踏み場がないほどの散らかりとか、妬みグセとか、嘘つきなとことか、以前はいっぱいあったんだ、そんなクセが。だけど、これじゃいけないって、向き合うことはしんどいけれど、ちゃんと向き合って全部乗り越えてこられた。

 

だから、これも絶対大丈夫なのだ。

しかし、私は生み出すことは得意。人を集めることもお金を集めることも、そしてそれを大きく回すことも得意。あとは、この心と思考のクセさえ乗り越えられれば鬼に金棒。

 

いい未来が待っている。

具体策を夫婦で話し合いました。