生活を気にせずに表現創作に思う存分専念できる
というアーティストを増やしていきたい。
私の未来予想図は絶滅してしまった真のアーティストを復活させること。スポンサーではなくパトロン。お金や利に振り回されないアーティストの確立。
そういうことを主張するアーティストも多いけれども、社会や世の中だけにメスを入れてもダメで、アーティスト側にも大掛かりな手術が必要だと私は思う。
ダンサー、シンガー、ミュージシャン、役者、画家、などなど。そもそも経営者意識すら持ってない人間も多い。自身もしくは自身の手によって生まれた作品が商品であるにも関わらず、その価値上げなど考えたことも無いアーティストばかりな気がする。
価値はあくまで他者からの評価であって、外から与えられるものという認識では生き残れないのだ。バイトをかけ持ちしながら低収入で余裕などない中表現創作活動をしていくしかなくなってしまう。
たぶん「自分の技術や才能がないからだ」と努力の方向を間違えていきさらに悪循環に陥ることになるのだろう。
自らの手で価値を生み出すか、組織に守られるかのどちらかだ。
しかし、私はかつては存在していた第三の道を参考にもう一つアイディアをプラスしたハイブリッドな方法を今後確立していくつもりである。大方、プランは作り込みが終わり、あとは時間の経過次第。ひとつずつクリアしてそこに到達させればいいだけである。
来年、再来年、3年後には全く違う世界に私はいるだろう。