大瀧冬佳のブログ

男児4人の母が幸せな人生のために暮らしと経済と意識について語るブログ

徹底的にという言葉が好き

ベストを尽くす、と言うよりかは、自分の中の「徹底的」ができた時が最高にHAPPY。

 

「ベストを尽くす」はどこか他者からの目が介入するニュアンスだけども、徹底的って言うのはどこまでできるかって自分しかわからない。人に「そう!それ!」「できてる!」「すごい!」と言われても自分の伸び代って本当は自分が一番伸ばせるし、知っている。

 

その限界までやりきることが私の「徹底的」である。

 

他者よりもずっと私の方が私を信じていることの方が多い。

自分が自分を一番信じていなければ、人を驚かすほどの結果なんて出せないの。

 

「徹底」と言う意味は、隅々まで行き届いたとか、思想・態度などが一貫していることと言うことだそう。隅々までいき届かせる、の、隅々...自分の限界って他人の想像の遥か先にあるはずなんだよね。だから人間って面白くて、感動したり、影響を受けたり、虜になったりすると思う。

 

魅力的に感じる人って片っ端から全員他人が思うより遥か先の自分の伸び代を信じられていて、そこに迷うことなく突っ込んでいく人だと私は思うのだ。

 

私は学生時代とってもモテた。また大人になってからも、モテる。

キラキラしてた。異性としてと言うよりも、とっても自分を信じていたし、私は大きな夢を描いている。そこに間違いなくまっすぐに突っ込んでいく。周期的に不調で、低迷すること、自分を信じられなくなる時ももちろんあるけれども...それってとても魅力的で、そしてすごく嫌われることもある。

 

でも、どうせなら、たった一回の人生なら、かましていきたいと思う。これ以上はないほどの徹底的な1番の力で進んでいきたい。

間違った指導で体を壊さないために

運動やエクササイズ、ヨガ、ピラティス、トレーニング、バレエ、さまざまな先生やメソッドがある中で受け手の願いは「効果が現れること」

 

そして前提に「安全であること」が何より意識しなければならない点だ。

 

私は今、KAYAスタジオに通っているが、最初に体験をして通うことを決めたときの話をしようと思う。

 

ダンサーとして個人で活動を始めて3年目。そろそろもっと自分の踊りのクオリティ、体の状態を高めていきたい、整体かトレーナーかスタジオに通ってガッツリ取り組みたいなと妊娠中に産後の計画をなんとなく立ててた。

 

「本腰を入れて」って感じ。

 

私は再開してからここまで、個人の発信力と個性、パフォーマンスで言えば表現力の方を強く打ち出して活動してきた。でもここからは、さらに表現の幅と深さをだすのに根本的な「体」へのメンテナンスが必須だった。今までは自分の心や魂に向き合ってきたが、本腰入れて、体に向き合おうと思ったのがはじまり。

 

そんな折、タイミングよくKAYAスタジオのお話を聞いて、体験を受けに行ってきた。

代表のかや先生のカウンセリングを受けて、粉砕骨折した左脚がその一回で動くようになったのと、顔や体のラインや、もっと言うと、私の奥のものがガラッと変わったので直感だったのですが「これは通うべき」と感じました。

 

すごくトレーニング中に安心して体を委ねられる点、信頼できる点は、まずもって体を壊す使い方をちゃんと直してくれるところです。そして、正しい向きや支点に誘導してくれるので、体の変化が起こりやすい。

 

同じヨガやピラティスやダンスをするにしても、この支点と向き、ポイントを抑えるか抑えないかで真逆の効果になる。ポーズやエクササイズ自体に効果があるわけじゃないんですね。中で起こってるポイントを抑えてポーズをとるからそのエクササイズの効果が期待できるわけなのだ。

 

形だけをとっても故障する動きでしかないこともあり、指導者は表面上だけでなく中のことをしっかり理解しておかなければ「安全に」のレッスンは行えない。

 

私自身が、バレエを始めた子供のころから要領や飲み込みの悪い方で、先生の言ってることが一発で体に落とし込めたためしが一度もない。劣等生だった。だから人一倍努力してきた。

 

どうしてこうしたらこうなるのかを大量のデータをとって自分なりに考えて試して失敗してを蓄積してやってきたけど、やっぱり間違ってたこともあったり、ボヤッと捉えてたものが輪郭をハッキリ持ったものとして捉え直していくとか、それを今学べてることが至福です。

 

とにかく今とっても面白い。楽しい。

あぁーこの感覚なのかって!!!!動いた時に体の深いところが全身繋がる感覚を掴めると、その瞬間にエネルギーがブワッて上がる感じがする。関節に油をさされて、可動域が広がってく感じもすごく楽しい。

 

そんな感じで日々成長!!

まだまだレベルアップしていきたいと思います。

家族ファーストなカンパニーに

子どもを連れてきても良いリハーサル

私自身、3人の男の子のお母さんで、子どもがいてダンスを続けていくのは難しいことだ。子どもがいない人にはいまいち理解されないことも多いので、いいよと言われても、向こうの「子ども」というものの想定と異なり肩身の狭い思いをすることも少なくない。「これは仕事なのだ」と言われてしまえばそれまでで、子どもがいても子どもを誰かに預けてリハーサルに行ける環境を作れていない方に落ち度がある。

そういう働くにも育てるにもやりにくい社会になっているような気がする。

 

だから、私は自分でカンパニーを作って、踊れる場所を自分で作っている。なので、このカンパニーでは私がルールである。シングルマザーで預け先がない人でも公演に出演できたり、2歳の小さい子どもがいても可能な範囲でチャレンジできるようにルールを都度更新していく。どうしたらもっと自由にできるんだろうかと。

子どもと一緒に夕飯を食べられること

既存のルールに則りがちだけども、もっとこれからは自分達にフィットしたルールにしていきたい。子どもと一緒に夕飯が食べられる時間に帰宅できること。これが可能な方法を探っていきたい。

団長と団員はファミリーであっていいと私は思っている。稽古をしながら、遅くなった日はみんなで夕飯がとれても良いんじゃないかな。とか。そう考えるととってもワクワクしてくる。子どもがいるとできないことは多い。我慢しなきゃならないことも多い。ましてやシングルマザーや小さい子どもを抱えて周囲に見てくれる人もいないのであれば、その精神的肉体的負担は計り知れない。それはいくら綺麗事を言っても現実だと思う。みんながみんな、子どもを生めば子ども好きになるわけじゃないし、もともと子どもがそんなに得意じゃない人だっている。だったら、最初から産むな!と救いようのないことをいう人がいるが、私なら、次の一手の策を提示していきたい。

なぜそこまでして子どものいる人に踊ってもらうのか

別に子どものいない人を団員にした方が、時間も都合をつけてくれやすいし、フットワークは軽いし、私も考えることが少なくて済む。

しかし、あえて子どものいる人だからというところで切り捨てない理由は...「やっぱりそれでも踊りたい」という気持ちがとても強い人たちで、普通に考えたらできないっていう環境からどうしたらできるのかを必死に考えてきた人たちでもあり、なおかつ、踊れる環境にあることがどれだけ有り難いことか、どれだけの人に支えてもらってるかを知っている人たちなのだ。

守るべきものがある人たちは強いなとも感じる。根性があるなって。表現の引き出しも多い。だからなるべく、私にできることは可能にする方向でとりあえず考えてやってみている。

家族ファーストなカンパニーに

私がとても家族を大事にしたい人間で、温かい家庭があるから外で頑張れるってところが大きい。小さい頃からずっと欲しかった安らぎを得られる場所。

私たち表現者に欠かせないのは、最後は人間力みたいなところもあるかなって思うのだ。誰に優しさを教えてもらったのか、誰に愛を教えたもらったのか。そうした日々の感情のヒダを舞台上で再現するような感覚があるから、いろんな要素が合間って厚みのある熟した団員にするためにはプライベートの充実って欠かせない。

一人一人のプライベートの充実=組織力と言っても過言じゃないのではないかなと。

健康は「精神的」「肉体的」それから「社会的」「経済的」にも滞りなく循環し良き状態のことなので、やっぱり基盤である家族、家庭は大切にしていきたい。

 

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【大瀧冬佳マガジンvol.3】

送料無料で全国どこでも送ります。

ご予約はこちらから↓

goo.gl

発送は来年1月からとなります。

***

【公演情報】

ダンスカンパニーUzme鎌ヶ谷地方公演

Nostalgiaーノスタルジア

2018年11月27日(火)11:00-/14:00-

ファインマルシェイベント内での公演です

イベント詳細→ファインマルシェvol.5

出演 大瀧冬佳 伊芸美紀 田中望美

チケットのご予約はこちら

uzmeticket.thebase.in

***

【レッスン情報】

毎週土曜日 18:30-19:30

高田馬場駅戸山口徒歩3分 ACCEスタジオ Bスタジオ

・戸山口の改札を右、すぐに左折し線路沿いをまっすぐ進む。左手にセブンイレブンがあるのでその二階奥がスタジオ入り口となります。

レッスン料 2,000円/1回 6,000円/月 

体験希望の方はuzme.thedancecompany@gmail.comまでご連絡ください。

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【フォロー歓迎】

FBhttps://www.facebook.com/profile.php?id=10000416446126

Instagramhttps://www.instagram.com/fuyuka.dance_art/

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後悔のない三年間だがそろそろ立て直しをはからねばならない

この三年間とは?

SNSとブログを最大活用し、全精力で自身の活動の新規開拓を行なっていた。一時はブログのアクセスもあんまりこういうことは話さないが、一日で1万に到達する日も少なく、いろんなところに大きな変化が生まれた。TVなどの取材依頼や、ネットTVも出演したり、ラジオにも出たりした。それのおかげで、私はやりたいことができるようになった。

SNSの使いすぎ

私は三年前はSNSをほとんど使っていなかった。一年で数回しか投稿せず、人の投稿も滅多に見ることはなく、ブログなんてその存在すらよくわかっていなかったほど。

それが今は、SNSを開かない日はないくらいに毎日見るようになっている。たくさんの恩恵も受けてきたが、ちょっとあんまりよろしくないことも私の中で起きている。

それは...

人からの反応を気にしてしまうこと

こうならないよう細心の注意を払っていたつもりだったが、かつてあれだけ大きな反応をもらって、いい思いをしてきた分、それをどうしても維持させようという気持ちが働き、維持できなくなってくることに心が波うつ。

...これはあんまりよくない方向だ。

自分でも気がつかなかったけれども、知らず知らずのうちにゆっくり着実に私の中に浸透していたものだと思う。

何事も細かい軌道修正が必要

こういうことは「間違い」。だから、SNSなんてやらなければよかったんだ!害だ!とすぐに思ってしまう人もいるかもしれない。しかし、何事も物事は一長一短で、良いことと悪いことがある。いいことばかりではないということ。だから、悪いことを否定するのであれば、何もできなくなってしまう。

なので、私は「必ず何か悪いことも起こるだろう」としっかり認識しつつも全力で取りくむことにしている。全力で取りくむことというのがポイントで。自分の中のマックスでやっているとその「悪いこと」が起きた時も察知するのがとてもはやくなる。

「いいこと」と「悪いこと」がはっきり出易い。中途半端なことをしていると判断が難しかったりする。

そして、察知したらすぐに舵をきって行けばいいのだ。

出発点と着地点を思い出す

なんで私はこれを始めたんだっけ?どうしてこれだったんだっけ?どこに行きたかったんだっけ?誰のために?なんのために??それはどうして??

というようなことを思い出す。

そして、今はそれにあっているか。それてしまってはいないか。一回休みをしてたい時期なのか。

今年もあと三ヶ月、来年に向けてまとめに入っていく

色々あるけれども、もうすぐ2018年も終わりに近づいている。早い!!!今年は今年でとてもよく頑張った!!!

三男を出産して、人生初のソロ公演もできた。次男は新一年生で、学校に頑張って通っていて、現在は結婚式と第3回目の公演の準備を始めていたり、主人の革鞄の方が大きく進展していて我が家はとてもいい風向き。また、産前からそろそろ本当に体のメンテナンスと作り直しをしっかりやっていきたいと思っていたのが、ちゃんと産後から素敵な出会いを果たし、そこで資格をとりしっかり学ばせてもらって頑張っていこう!というところまできていて、これはとっても素敵で有り難いこと!!

10、11、12月ともう一歩勢い付けたいなと思っているのがUzmeだ。新しい団員の伊芸美紀さんをむかえて、また新しい風が吹いてきそうな予感である。

 

と、振り返れば、全く不調なところは見当たらず、元気だし、いい感じである。私の内面の問題で、もっと自分に集中する時間を多くとっていくってことが今後三ヶ月の課題かなと思う。

 

 

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dancerfuyuka.hatenadiary.com

 

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・戸山口の改札を右、すぐに左折し線路沿いをまっすぐ進む。左手にセブンイレブンがあるのでその二階奥がスタジオ入り口となります。

レッスン料 2,000円/1回 6,000円/月 

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絵画にお金を払うという価値観

クリエイターとして相手がいての制作と、アーティストとしての宇宙に向けての創作と、エンターテイナーとしての観客に向けての表現って同じ「つくる」かもしれないけど、全く種類が異なるもののように感じる。

 

それで「絵にお金を払う」「舞台にお金を払う」「ライブにお金を払う」「携帯ゲームに課金する」「旅行にお金を使う」「美味しい食べ物にお金を払う」「エステにお金を使う」

 

有形無形、様々。消えてなくなるもの、形として残るもの。体験を買うもの物を買うもの。

 

世代によっても、育った環境によっても、もう全然違う価値観なんだ。

 

最近の若い子たちが携帯ゲームに課金するとか、ほんと意味不明な世代って絶対ある。その場の「楽しい」にお金を使う。何かそれで自分の学びになるのか?得るものはあるのか?という思考がはたらく。けど、そういう概念のない世代からしたら何でそんな30年ローンとかくんでまで家を買うの?車、いる?物多すぎじゃない?みたいなそっちはそっちでそこに価値を感じない。

 

で、

どういう人がこれに価値を感じてお金を払って欲してくれるのかな?と考えてそこに提供していくという考えもそうだけど…

 

私はアートにお金を払う感覚のあまりない人たちに舞台を観るってこんな感じですよって広めることに今のところ成功している。

その際、「アートってこんなにいいんです!」って喋りまくっても元々興味ないから聞いてくれない。だってそうでしょ??お父さんお母さん世代に携帯ゲームの良さを語っても「へー」って感じだと思う。けど例えばオリンピック選手の金メダリストを育てたお母さんが子供の頃から好きなだけ課金させて遊ばせてました!それがあったから自主性が育ちました!とかインタビューで語っているのを聞いたらたぶん「え?いいかも?」って興味持つと思う。(因みにこの話は私が適当に作った話なので信憑性はゼロです)

 

それと同じ感じで、私という人間に興味を持ってくれたあとから「あ、作品をオリジナルでつくって、踊る人なんだ!冬佳さんが踊るところを見てみたい」って感じで入ってきてもらえている。

 

だから、絵に何万も使う人がいるのかな?とか、これにお金を払って買う人なんかいない!じゃなくて、そういう価値を築いていくのもアリだ。

 

職業だって、今はいろんな職業が生まれていて、でもよく考えたらどの職業も最初は誰かが作ったもの。必ずしも今ある職業の中からしか選べないとか、なれないなんてことはない。

 

私ももう全然ダンサーとは言えない感じで…ダンサーと名乗るから誤解が生まれたりしてる節が最近多々あり、ダンサーやめようかなって思ってる。アーティストとか表現者という方がしっくりきてる。漠然としすぎているので、もう少しみんなが聞いたときにイメージしやすいものにできたらいいが、そもそも私と同じことをしている人がいないから、イメージも浸透させるほかない気がしている。

 

 

 

 

苦しくなったら視点をズラす「にわか」と言われても好きだと言う

私への批判で鉄板なのは「言うほどダンス上手くない」って言葉。特に同業者から嫌になる程「影で」言われているのをあとからちらほら聞くのが多い。「言うほど」って誰が言っていたのだろう。

賞賛される分、目立つ分、そう言うこともある。

肚の中が結構透けて見えてしまうので、辛いな〜と思うこともある。この空気苦しいなって。

 

人は苦境を乗り越えて栄光を手にした話がとても好き。そう言うときはとてもポジティブなパワーが働くけど、あまりいいものではないって個人的には感じる。変動しやすいものだからだ。熱狂って良さそうでも、潮が満ちて引いていくときの力は海と同じで凄まじいものがある。

「もしかして自分の中にもこんな気持ち芽生えちゃってないか」とよく胸に手を当てて考えることもあって、人が落ち目になっていくとき、下火になっていくとき、スターダムから転げ落ちていくとき、「ほら見たことか」とそう言う気持ちになっているときはないかと気をつけている。

特にその人が前々から気に食わなかったり、嫉妬していたり、そのやり方解せぬ!って思っている人だったりしたら、人ってここぞとばかりにのかっていく。それまで、黙っていたのにね。誰かが「ほらやっぱり!」って言い出したら、「そうだ、そうだ!」と乗っかって、その人がどんなにか非道なことや倫理に反することをして得た栄光だったとしても...だからと言って、そのほかの人間が袋叩きにしていい理由にはならない。

いや、袋叩きにしていいかよくないかってことではなく、私はもしそれをしている自分になってしまっていたら、あまりに卑しすぎて、自己嫌悪に陥りそう。

「子供がいるのに、ほったらかして、不倫してたみたいだよ。旦那にバレて、家庭崩壊したんだって」とかね。

「盛って話して、荒稼ぎして、中身が伴わないから、今は落ちぶれてるみたいだね。やっぱり本物しか残らないよね」とかね。

それを言ったり、思っている自分は一体なんなのかと。そう言う気持ちになってしまう。

 

で、そのマイナスパワーには負けない心と自分を持とうって思うのだ。

 

話変わって、なんか別にその枠の中で必死に耐えたり、足掻く必要もないのかなってこともある。その人の当たり前とか、評価ってもう本当にびっくりするくらい絶対じゃない、どころか真逆のことを言う人だっているくらいだ。その人の言う「世間一般」ってせいぜい身の回りにいる10~20人くらいの人の常識のこと。本当に自分がいる場所が変わると「世間一般」なんて180度展開することもあって、とってもとっても自分は狭い世界で生きていると知ることが、苦しくなったときそこを脱する策かなと思う。

 

ダンサーには、高くまっすぐ上がる脚や、綺麗な甲が相手のダンサーを尊敬する上手さの象徴だったりするわけだ。フェッテが回れるとかね。私はバレエダンサーの美しい甲や背中の切り抜きを集めてノートに貼っている。そしてそれを夫に見せて、「いいよね〜私もこんな背中になりたい」と話したのだが、全然理解を得られなかった。

 

その背中が綺麗なの?その背中じゃないとダンサーとして微妙なの?

 

ダンスとか全然関わったことない人がダンスの舞台を観にきてくれるとき、全く違う視点で観ているってこと。完璧な人間なんていない、自分の理想を人に求めてきて、勝手にそれを裏切られたと言う。

どんだけすごいと思うひともただの人で、間違うこともあれば、だらしなかったり、全然人よりもできないことだってある。

 

私がこれからも変わらず思うのは、今後も多くの方の期待を裏切っていくだろう。「思ってたより大したことない」と。期待して損したと。でもそれが表舞台に立ち続けるってことなのかと思うし。「本物じゃない」とか「にわか」だとか「微妙だよ」って影で言われても、でもそれでも私は踊るのが好きで、踊らせて欲しい。まぁ、自己満足で立ってるのは本当に迷惑なので、やれるだけのことは全部やった上でって言うのは自分への誓いと言うか約束です。

 

誰のために踊るのかなって考えていた、一晩中。

まず、同業のダンサーになんて思われるかってために踊っていたんじゃないって気付いて、そして、私は私を見にきてくれるお客さんのために踊っているのかもって思って、そして最後に何より自分のためだって思った。

私は真摯に自分に向き合い続ける他ない。自分に向ける眼差しは誰より厳しく、せめてね、心が綺麗じゃない自分は舞台に立つ資格ないと思うので、心も体も私のベストでい続けたいって思って生きてます。踊りは生きることそのものだと思うので、卑しさみたいなのは極力自分で処理していきたい。稽古も言わずもがな、ストイックにやって。

けれど、それでも応えられないことよくあるから。もうこれは仕方のないこと。

 

もっと器用に生きたいな、とよく思う。

 

ダンスカンパニーUzme鎌ヶ谷地方公演

Nostalgiaノスタルジア11/27(火)

11:00/14:00(上演時間30分予定)

スタジオエンゼル
東武アーバンパークライン鎌ヶ谷
新京成線初富駅  徒歩10分
千葉県鎌ケ谷市南初富4-13-40

チケット 一般 2,500円/当日 2,700円

【11/27 11:00/14:00】鎌ヶ谷公演nostalgiaチケット | ダンスカンパニーUzmeチケット

 

 

 

モノの見方、ざっくり3タイプ「長距離型」「中距離型」「短距離型」

夫婦は話し合いが欠かせない。ましてや私たちは共に事業を興していこうと考えているし、そもそも子育てや生活は一大事業のようなものなのでビジョンややることのすり合わせ、そしてほんの少しの違和感なども互いに指摘しあったり、話を聞いてもらったり聞いてあげることでうまく稼働している。

 

「人と自分は違う」

 

ということが案外わかってないんだな!と人と深く話すたびに思い知らさせる。誰もが自分と同じような感覚や考えを持っているとは流石に思わないが、それでも「全然違う」の全然がどれくらい全然なのかまではやっぱり触れてみるまで気付けない。

 

今回は「目標」や「ビジョン」「日々の視点と10年後の視点」「ミクロとマクロ」というものの見方が全く違うことを夫と話してて衝撃を受けた。

 

人は程度の差はあれ目標達成のためのビジョンを描く力にも

長距離走

中距離走

短距離走

がいて、これらは

長距離走型→ロマンや理想を強く持てるアーティストや社長タイプ
中距離走型→非現実的なロマンをどう実現するかが得意な副社長やプロデューサータイプ
短距離走型→プロジェクト化されたものを細かく処理しやすいものにし指示、管理するマネージャーやチームリーダータイプ

 

になることがここ最近わかった。(私調べ)私は思いっきり【長距離走型の生粋のアーティスト、社長タイプ】なので、遥か彼方すぎて今のここからは見えそうにもないビジョンもありありと描け、目先のことで判断しないので他人からは「そんなの怖いよ」と思われる決断も長期スパンで見たときには取るべき選択なことも多々あるのでバンっと潔く決めることができる。そしてロマンや理想の中で生きていて、現実派からしたら「希望的観測で語る脳内お花畑ちゃん」である。

社長やアーティストはその個性がむしろ大事である。私はその大きな理想をボトムダウンして日々にまで落とし込まないとその目標はまさに絵に描いた餅になることも動物的勘でわかるので、これを苦手ではあるがボトムダウンするためにピントを中距離、短距離と近づけ「現実的思考」に一生懸命合わせ実行してきた。

 

規模感が個人の中途半端なダンサー止まりであればこれでも問題はないし、不自由もなかったのだが、明らかに現在打ち止め感を感じるし、下火なことに焦って何かが空回りし、エネルギーがうまく循環されていないとか、私が私らしくない方向に行ってしまうモヤモヤを感じていた。

できるからやるではなく、「あ、私できないわ」ということに気がついた。完膚なきほどに「あ、できない」ってわかった。それまでは「私の方ができるし、自分の舵取りは私にしかできない」くらいに思ってまぁまぁ生意気だったのだが。いや、そのプライド本当に恥ずかしいよねって思えるくらいやりきったでもできなかった!!!

 

そして元来「中距離型」「短距離型」は鼻くそほじりながらできるくらい簡単なことなわけ。それを「私だってできるもん!」って徹夜でもしてやろうとする私は愚かである。

 

あそこに行こうと決めたとき、私レベルの中距離、短距離では太刀打ちできないし、長距離の方ももっとそこに集中すべし!!!!としか考えられないところにきていた。

 

夫と話していて、お互い笑ってしまった。

私が当たり前にできることが、夫にとってはちんぷんかんぷん。そしてその逆ももちろん起きる。何でこんな簡単なことができないの??みたいなことがお互いゴロゴロある。そして、自分の当たり前は人には非常識だったり理解不能なレベルのこともあることを知り、適材適所での協力体制を敷きみんなで繁栄の方向にガコンとシフトチェンジできた気がする。

 

自分と相手をよく知ること

よく知るには「まずはやってみる」がないとわからないこともたくさんあるが、修正を常にかけ続けるくらいによーーーーく自分と相手と空気感を観察することが大切だ。

 

大瀧冬佳はアーティストとしてやっていく

f:id:dancerfuyuka:20180927111110j:image

photo  by bozzo

 

と、決めると。魂が喜ぶし、心がほっこりあったかくなる感じもするし、顔もスッキリ穏やかになる。余計なこわばりがとれる。

 

よくよく考えたら、転けるときは不得手なことを一生懸命やってるとき。「生きるのが下手くそ」だとか「協調性がない」とか言われてしまうことにビクついて、自信をなくしどうしたらみんなと同じように「ふつうに」なれるかな、できるかなって思考に陥ると途端にものすごくよくない流れになって行ってしまう。

 

苦手を克服しようと苦手な部分にフォーカスするのは実は解決には結び付きづらい。全体のパワーは落ちてしまうことも多い。特に長距離走型アーティスト社長タイプは。

 

よくわかったのは、「中距離型」「短距離型」には嘘でしょ?って思われるくらい、ピュアで子供のように信じるし、吸収する。裏表がなく、なさすぎて裏があるのではないかと疑われがち。思い込みが激しい、裏を返せば全力で相手を信じる。先入観は置いて目の前の相手を真っ直ぐに信じるし、基本的に目の前のことに全身全霊で飛び込む。

 

なので、「あぁ、私ダメなんだ」ってなってしまうと全力で落ち込む。生きてるだけで公害かも…人様に迷惑をかけてしまうなら口を封じた方がいいかも、姿をくらますべきか…みたいになることもある。書いてて、やばい人だなって自分で思うけど…超絶不器用だ。

 

でもこれは良さでもある。なので、ソロ公演あたりから思っていたのだけど、私はマネージャーやプロデューサーにいてもらった方がずっと私らしく生きられるし、能力を発揮できる気がする。そう考えたら、また1㎏くらい軽くなった気がする。(ダイエットも思い込みで痩せられてしまうタイプでもある)

 

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